『Art Annex』紙漉きワークショップ
おひさま 七夕祭りでお世話になっている『Paper Connection』ローレンさんが主催された紙漉きのワークショップへ行ってきました。
ローレンさんの紙漉きの師である、あやこ先生と娘のともさん『WASHI YOSHI』のお二人が日本から来られていました。
あやこ先生は何と89歳になられたのですが、そのお元気なこと!背筋がピンと伸びた姿勢で、楮の入った水を混ぜる姿に目を奪われてしまいました。
ワークショップに参加されたアメリカの方々とも、身振り手振りでコミュニケーションされており、見ている私も嬉しくなりました。
紙の原料である植物の『楮』(こうぞ)を『のり』の役割をする『ねり』もしくは『とろろ芋』と一緒に水に混ぜ、簀(す)で漉くいます。
チャプチャプと簀を前後に揺らし、水を切りながら、楮が平均的に行き渡るようにします。
簀から紙を丁寧にとり、お日さまの光で乾かして出来上がりです。
日本で行われている『WASHI YOSHI』ワークショップでは、楮が簀の中で平均にならないよう、わざと凸凹に漉き、色のついた楮を重ねたり、工夫して細かな穴を開けたりして、参加されている方それぞれのオリジナルアートを楽しまれているそうです。
紙漉きの他にもう一つ、金唐紙の作り方も教わりました。こんな素敵なものができるんだぁ!と感激でした!
(息子がゴールドが大好きなので、持って帰ると大喜びしていました。)
普段、何気なく使う紙ですが、昔は一枚一枚にたくさんの工程を経て作られていること考えると、今の機械で作られている紙にも『ありがたやー!』という気持ちが芽生えそうですね!
乾かしている紙を丁寧に確認されるあやこ先生の姿が陽の光に照らされ、とても印象的に映りました。
ローレンさん、あやこ先生、ともさんありがとうございました!お疲れさまでした!
●『WASHI YOSHI』 インスタグラム
ロードアイランドで行われたワークショップの様子や様々な手漉き和紙を使ったクリエイティブな作品が見られます。
●『Art Annex』 インスタグラム
ポータケットにあるLAUREN PEARLMAN SUGITAさんとSUZI BALLENGERさんのスタジオです。いろいろな面白いワークショップが開催されています。
●『Paper Connection』ウェブサイト
和紙や和紙の小物を販売しているローレンさんの会社です。